＜沖永良部島＞

フーチャ/潮吹き洞窟

沖永良部島サンゴが隆起してできた島で、そのサンゴが海水に浸食され、洞窟状になったのがこの「フーチャ」です。台風時や冬の北からの季節風が強い時期には、この洞窟を経由して巨大な噴水のように潮を何十メートルも噴き上げるという壮大な光景を望めるらしいです。しかし海水が高く飛び散る影響で周辺の農作物へ多大な被害をもたらしてしまうため、昭和38年に4ヶ所あった潮吹き洞窟は、ここを除く3ヶ所を破壊してしまいました。残った1ヶ所を「フーチャ」という名前で残した次第です。一度はその「潮吹き」の様子を、実際に見てみたいものです。しかし、その潮吹きを見れるような状況と言うことは、海が荒れて船だと沖永良部島まで来るのは厳しい証拠。また海が荒れれば暴風も吹き荒れる離島なので、外に出て潮吹きを見るのは難しいかも？

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